2009年4月28日火曜日

2009年4月25日、ナイル=エチオピア学会@京都地球研でのシンポで話してきました

地球研で、ナイル=エチオピア学会がありました。
その一日目にシンポがあり、主催者の縄田さんに声をかけていただき、
Fieldnetのことを話してきました。

2009年4月25日(土)(大会1日目)

公開シンポジウム
「地域住民との研究資源の情報共有化に向けた課題を考える ―現地語とデジタル・メディアを中心として―」
プログラムや趣旨、こんな感じ→http://www.janestudies.org/symposium/index.html

正直いうと、シンポをやるならもっと事前につめていかないと!と
どの人も思っているようでした。
全体としてつくりあげる感が、もう一歩。
ただ、逆にいうと、これを出発点としてはじめるという意味があるのだと思います。
もう、これからの研究はフィールドワークした先の現地でも、そして日本にいても、 つねにデジタル、ウェブをつかった活動は今後ますます重要になってくるのはまちがいない。 私たちのFieldnetは、そうした現地とのつながりを構築する以前に、それぞれの対象地域に かかわる研究者どうしがつながらなければ、先にすすめない!という位置づけになるだろうか。
また、研究者たちが関わるNGOやNPO,個々人の活動について、おたがいに「知る」、 オンタイムで知り、情報交換ができるようなサイトにしたい!!

学会では、あたらしくHPを構築中らしく、学会員のフィールド予定だとか、業績一覧などをつくる案も。ぜひともFieldnetの活動とリンクしてもらうよう、発言してきました。
学会でHP構築をがんばっているのは岩谷さんと増田さん、今回の主催者縄田さんのようなので、また協力してできそう!!発表した甲斐アリ。

<プログラム>
第一部:中東・アフリカ地域の現地語・地域共通語を通じて
13:30-14:00 縄田浩志(総合地球環境学研究所)
「乾燥地のマングローブ植林・研究の回顧と展望をアラビア語出版して」
14:00-14:30 西真如(京都大学)「開発分野におけるアムハラ語を用いた情報発信」
14:30-15:00 中村香子(京都大学)「性・年齢・経験による情報の価値の多様性:サンブルの事例から」

第二部:映像を通じて
15:00-15:30 川瀬慈(京都大学)「アフリカ地域研究における創発的な映像表象の探求」
15:30-16:00 岩谷洋史(総合地球環境学研究所)「映像を用いた地域との連携の可能性」

第三部:多様なデジタル・メディアを通じて
16:30-17:00 椎野若菜(東京外国語大学)「Fieldnet:越域的研究者ネットワークづくりをめざして」
17:00-17:30 湖中真哉(静岡県立大学)「ヴァーチャル・ミュージアムによる新しいアドボカシー:東アフリカマー系文化の事例」

第四部:コメントと総合討論 17:30-18:30  
司会:縄田浩志
コメンテーター:高梨克也(京都大学学術情報メディアセンター)  
重田眞義(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

2009年4月25日土曜日

2009年4月24日@首都大学社会人類学にて説明会!!

まずは、私と、メンバーのKodaiくんの出身研究室でやりました。
新学期初めての社会人類学研究会の前に、40分ほどもらいました。
3月に渡邊先生の追いコン合宿に行ったので、若い後輩の顔も分かってよかったです。

Fieldnetの地域情報は、ある程度フィールド経験がないと書きたい!とも書くネタもあまりないかもしれませんが、いろんな研究者がいることを知ってもらい、自分からも発信することを、それぞれの人類学者の卵がやってほしいなあ!と思っています。

2009年4月20日@東京外国大大学院で説明会!!

新学期、はじめて大学院の授業あるというので、最後におじゃましてFieldnetの説明をしてきました。
東京外大の大学院にはいり、AA研の教員を指導教官に選ぶと、AA研の院生として
4階に机がもらえて、そこでみなさんいらっしゃるよう。私がAA研にきたときには知り合いもまあまあいたのですが、年とともに、みなさんいなくなり(めでたい)、私はAA研であまり「若い」研究者のお友だちがいないなあと思っていました。
AA研には言語学、人類学、歴史学の分野の先生たちがいて、ゼミは言語と歴史・人類に分かれて行われています。またの機会に、研究室紹介もするつもりです。

Fieldnet、まずは拠点にしているAA研の院生さん、そして非常勤研究員の方々がアクティブに動いてくれることを願ってます!

2009年4月24日金曜日

2009年4月23日東京農大で配ってきました


東京農大の国際農業開発学科で話してきました。

「第1回フィールド研究セミナー
フィールドワークとは、家族になること ―文化人類学の場合―」


まえに、自分のブログでも紹介した、昨年夏にナイロビから西ケニアまでご一緒し、ICIPE合宿した昆虫研究者Adachiさんの研究室にお邪魔しました。ICIPEでご一緒したHokutoくんはめでたく卒業してあえず残念でしたが、この学科には海外青年協力隊をめざしてはいってきたり、経験してから入学した人など、フィールドワーク、海外での活動にたいする関心の高さに驚きました。

とくに、「文化人類学の場合」のフィールドワークにも関心をもってくれて、話しやすかったです。
こういう人たちに、ぜひともFieldnetにくわわってほしいと強く思いました!

講演のあと、院生さんが農大内を案内してくれました。