2009年9月30日水曜日

2009年7月17日 運営委員会ミーティング

新学期にはいってからの取り組みの報告と、今年度の作戦についての、ミーティングを開催しました。


●まず、Fieldnetとしての報告として、メンバーのDaichiくんが 総括班フォーラムですばらしい発表、私shiinoもfieldnetの宣伝をしました。

異なる分野が共同調査するとは、どういう経験か!
2009年6月27日 (土) 10:30~19:30
http://www.aa.tufs.ac.jp/~gisr/workshop/WS2009.html
特別 「未生(みしょう)のネットワーク- 超域的視座にむけて」
講 演 : 石森 大知 (AA研) 「フィールドを共有する : Fieldnetがめざす超域的研究の創造力」 ということで発表してくれました。http://www.aa.tufs.ac.jp/~gisr/workshop/WS2009_ishimori.html

ほかに、今年3月に北大低温研でも発表してくださった文化人類学の若林さんも古植物学の西田さんと共同調査をした成果を発表してくださいました。

以上の報告。

●今後、いかにウェブサイトを充実させていくか、の話し合いについては 自然科学系のフィールドワークを前提にした大型プロジェクトがたくさんあるので、 そういったひとたちを組織ごと協力を願うのも手、というSawagakiさんの意見。
リクルート、よろしくおねがいします!!

また現地での許可の取り方、レンタカー情報など、現地の活動に直接かかわってくるもので、理系が弱い情報
→現地の情報、具体例がわかるような集会を企画するとよいのでは?
→今現在の情報、ライブ感をもってみえるように?

・理系の場合、参加しても、自分の研究分野のことは分かるが、交通、政治、経済などの地域情報については分からない。貢献できないのでは?という危惧がある。が、調査には頻繁にいくので、その時々の状況はわかる。
→その場、その時の体験記でよい。得意なところを書いてもらえばよい。

ということにもなりました。 また、Daichiくんが「wikiの成功例と失敗例から学ぶ」というプレゼンをしてくれました。
一般論をまとめると…
・テーマを絞り込み、しかしながら汎用性のあるものを。ニッチなテーマを。
・Wikiに大器晩成型はない。垂直立ち上げ方がよい。塵も積もれば…ではなく。
・敷居を低く。
・内輪の集まりと思われないように。広くオープンに。
これらを踏まえ、
*参加者の募り方:
・所与のものとしてあるコミュニティに地道に声をかける。
・オフ会でのつながり
・理系(=いろいろな地域に行っている)をコアメンバーに入れる。
*コンテンツ:
・既存のサイトで済むものは、カット?
・主観的に書けるスペースが重要。そのほうが書きやすい(今は、客観的・体系的に書かなければいけない雰囲気があるので。更新しづらい。)

実際、wikiの書き込みへの敷居が高い人が多いこと、
そして地域のところはとくにそうだ、と言う声が多くあがりました。
書き込みを頼んでもなかなかすすまない。
もっと気軽な方法はないか??

お願いしても、書いてもらえず。「これを書こう!」までもっていくには?
→ひとのためだと書きにくい。自分のために。
・大きな国だと、例えば「図書館について書け」と言われても、数が多すぎるし、細分化されていて、どのように書いていいのかわからない。「○○州△△県の…」なら書きやすいが、国レベルでは書けない。お願いしても書いてもらえないのは、理解できる。
→「あなたの調査しているところの情報をメモ書きしてください」
→書いてもらったページにカテゴリをつける。カテゴリというつながりでまとまる。
→自分が書けない項目は、ほかのサイト、本の紹介でOK。
・自分が調査に行ったときの情報を忘れるまえに書き込む(自分の備忘録、フィールドワークのメモワールに)
・メモにするなら、個人のページに書き込むほうが使いやすいのでは?
・ページの仕組みを変更?→椎野(ケニア)、佐藤(ウガンダ)がまずやってみる。

ということで、個人のページをもっと書きやすくし、そこに書かれた記事を地域のところに関連づけをしていく仕組みをつくろう!ということになりました。
さて、宿題が。。

そして同時に、みなが顔をあわせるワークショップも引き続き企画してやっていくことになりました。