2009年10月31日土曜日

2009年10月19日●Fieldnetワークショップ●GISは人類学にどう役立てられるか

ワークショップの後半は、筑波大にJSPSのPDとしていらしている、ケニアのジョモケニアッタ大の講師、チャールズ・ンデグワさんに 「GISは人類学にどう役立てられるか:ケニアでの調査研究から」というタイトルでお話いただきました。
GPSの使い方講座のあと、それは研究でどのように使われているのか、どんな具体的研究がなされているのかを知る、事例編でした。GISソフトは、高価なものが多いですし、ケニアの研究者がどのようにやりくりしているかも気になるところ。

Ndegwaさんはナイロビシティがいかに変化してきたか、今後どのうようになっていくか、また国立公園の近くの住民の人口増加による土地利用の変化がもたらす環境の変化、動物たちとの共存はどうしたらいいのか・・・とGISを用いた興味深い発表でした。


質問、議論も盛んにおこなわれました。

懇親会ももりあがりました。

参加者のなかには、今後のフィールドネットのワークショップをいっしょに企画しよう!という方もあらわれ、また新たなネットワークが築かれたことを実感。

またまたもりあげていきます!

参加者のみなさん、ありがとうございました。

Ndegwaさんはもう帰国してしまわれましたが、私はこのワークショップで彼の発表をきき、共同研究ができることを確信。そのあとも、別の日にミーティングを行いました。

講師のTakuro氏にも、また別のバージョンをお願いするかと思います。

こられなかったかたがた、またGPSかんれんも企画しますので、ご期待ください!

2009年10月30日金曜日

2009年10月19日 ●Fieldnetワークショップ●文系のためのGPS超初心者講座 第2回/GISは人類学にどう役立てられるか

●Fieldnetワークショップをおこないました●
日時:10月19日(月)
14:00~16:00
「GPSをつかって地図をつくろう!~文系のためのGPS超初心者講座 第2回」
講師:古澤拓郎(東京大学ASNET、Fieldnetウェブ構築委員)
16:00~17:30「GISは人類学にどう役立てられるか:ケニアでの調査研究から(仮)」講師:チャールズ・ンデグワ(日本学術振興会PD/筑波大学)
場所:AA研 306

まず前半は、フィールドネット構築委員のTakuro氏を講師に、第二回のGPS講座を行いました。

前回の復習を少しおさらいして、参加者のみなさんも、夏にGPSでとってきたデータを可視化すべくがんばりました!

あいかわらずTakuro講師はわかりやすく手引きしてくれます。しかし、すでにちょっと離れていると、私なぞは忘れていることも多く、またガーミンの純正のケーブルがみあたらず、参加者の同じガーミンをもっている方に貸していただきました。












Kodaiくんは、なんとマスターするのがはやいことか。Kodai,Daichiに教えてもらいました。。
おかげでケニアのフィールドが可視化できました。たのしい♪

お役立ちソフト、その手引き、Takuro講師とともにフィールドネット叢書、だか冊子にしたいなあと考えています。

2009年10月19日 Fieldne運営委員会tミーティング

GPSワークショップ前のランチタイムを利用して、ミーティングをおこないました。

●地域情報の充実化、という課題。
→ 「この国を参考にしてください」 という頼みかたをするといいか?!
また、項目が多くて、自分がまた、その地域を代表した書かなきゃならない 気がして緊張してしまうので、項目をへらすことにしました。 日本人研究者情報/これまでの調査、科研、のところに (自然環境、歴史、政治、経済、宗教、文化など各分野で活躍する研究者など) と書くことにします。 よって、下記のように。
* 1 外務省HP各国地域情勢 * 2 旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など) * 3 医療情報 * 4 通信環境 * 5 ビザ、調査許可 * 6 カウンターパート、来日経験のある研究者 * 7 大学図書館、アーカイブス、本屋 * 8 機材・資料の持ち出し、持ち込み * 9 調査グッズの現地調達 * 10 日本人研究者情報/これまでの調査、科研 * 11 そのほか、各地域情報など

それぞれが、自分の専門があるので、その専門で知っていること(研究、研究者の名前) を書くだけでも、ほかの人には助かりますし、書かれていやな研究者はいないでしょう。
また、事務局のほうも、登録者に直接、依頼メールを送ることも徐々にしていきます。

●個人のページについて
前回のミーティングで、澤柿さんが「備忘録のように使ってもらえるようにするといいね」 といい意見をくださいました。 また、千葉さんが個人のページでスラッシュをいれるだけで新規ページができる!と おっしゃるので、Shiinoが実践。Survey of Kenya にいった記事をのせました。

しかし、URLが複雑になり、ふつうの人にはページがつくりづらいのでは?と いいましたら、またすぐに、千葉さんが個人ページの下方に「新規ページ作成」ボタンを 早速につくってくださいました、ありがとうございます!!

また私のページに関してはリダイレクトもしてくださいました。これは、人によってたくさんページができたら、 ということになりますでしょうか? 今度は、個人ページのなかの目次をお願いしているところです。
そうやって、個人で調査記録、という形で書いてもらったページを、どんどん地域のページにも 関連させていくようにしたら、地域ページが充実します。これは、どんどん!できていくか 事務局もみていき、地域のカテゴリをつけわすれることが多いと思うので、それは更新された ページを随時チェックし、 「書き込みありがとうございます。またカテゴリをつけさせていただきました」という、メールを送ることに します。

●地域カテゴリ
現状ですと、TOPページの地図をクリックすると、各地域のカテゴリ(国のページのリスト)にいくので、 「地域から調べよう」をクリックして地域のカテゴリリストがでるのと、同じようにしようということに なりました。カテゴリ、のページにきてもらわないと、その国についてどんな人がかかわっているのか (書いているのか)、いくら関連づけをがんばってもみえる確率が低いからです。 これは、いまデザイン会社に頼みました。

●更新情報について
更新されたページを事務局でチェックし、書き込みをしてくれた人のページについて とりあげる。どうでしょう、いまの「最近更新したページ」は表にださずに、 マニュアルで書くページにしよう。

●登録者
事務局のHataoさんによると、学会で登録してくれた人も、規約にOKというメールを 返してくれない人が半数もいるとのこと。ブースをつくって、目の前で登録してもらう場合は サインする書類をこちらで用意し、もう登録してしまってもいいのでは? しかし、こちらから、写真ください、書き込みしてください、というお願いメールは おって送る。

●宣伝のしかた ひきつづき、パンフレット、ポスターを送付していく。みなさんも、研究会や学会で お願いします。これ、ということころがあれば住所を事務局に送ってくだされば あるいは、機関名をおしえてくだされば、お送りします。
「自分のページを調査の備忘録としてお使いください。ページをつくることができます」 なんていう、ウリもいれるといいかもしれません。

さてさて、もっといいウェブサイトにかえていくぞ!!