2010年5月8日土曜日

2010年5月初!地球惑星科学連合大会へ!


幕張メッセ、いってまいりました。5月23~28日の6日間!!









初めて赴く学会、ブース設置ということもあり、少々、緊張。でも後半はとくに構築委員のOnishiさん(会期中になんと3回も発表!)、Kotaroさん、そしてポスター発表したMatoba さんの学生さん、Sawagakiさんの学生さんも手伝ってくれて、心強かったです、ありがとうございます。
(スーツでキメキメにしたら、業者と間違えられる確率高し!
Fieldnetの知名度はゼロに近い。おさそいするにも、「どこの業者?」と思われることも多々。かと思えば、大変なことをボランティアで!ようやりますな。。といった反応。理系には、AA研、といっても通じまい、、と思っていましたが、やはりそうでした。AA研どころか、東京外国語大学、もあまりなじみない大学でしょう。「登録料がいるんですか?」という質問もありました。他方で、科研を組んだことのあるベテラン級の方のなかには、総括班フォーラムの主催校としてご存じの方も。「ああ、違うバージョンね」と。

午前中の受付にきて、列に並んでいる方をめざしてチラシをもち、説明にいきました。
とにかく、大きな学会で人の流れをつかむのも難。これは、ひとつ、この学会でFieldnet枠で発表せねば!と気持ちをあらたに。

声をかけ、話をするなかで受けたのは・・・

「フィールドはどちらですか」

「木星です」
さすが、地球惑星科学連合大会。
隕石がおちたところに調査に行きますよ、というお答えも。
四畳半的な人類学の調査エリアの感覚とはことなる、地球、宇宙の規模から人間をみつめる・・人類学をやる人間も、ときにはこうした視点に立たねば。ちがったものがみえてくるかもしれない。

また、ぜひ自然科学系の方には、数値では、また短時間では結果?らしきものが得られない人類学の世界を知っていただきたいものです。とりわけ、セッションが多かった防災、地震の研究はいやでも人間の文化とかかわってきます。人間と自然が深くかかわるセッションを、ぜひフィールドネットからだしたいものです。

もっとも、文系との連携をもとめている方も少なからずいる、という感触もありました。とくに地質の方は興味をもってくれました。ただ、まだ登録者が少ないので様子見、という方も。
認知度をあげ、ぜひとも多くの方に登録してもらい、情報交換、研究の出会いの機会が生まれる頻度を高くしたい!と思いました。

研究所、大学などが競ってだしている(30万かかるからあたりまえか、)ブースも興味深いものが多かったです。おのぼりさん状態で金星への探査機あかつき、の説明をうかがったり、地震研究所がつくっている地震世界マップや情報誌に見入ったり。プロが使うさまざまなハンマーや星座早見表、地球儀、フィールドノート等が販売されていることにも興奮。

しかし、幕張は近くはなかった、、遠い、、かわいい首都大・都立の後輩たち、お手伝いありがとう!・
朝早く、6時すぎに家をでて通ってくれたみんな、ありがとうございました。

2010年4月24日●第4回Fieldnet ワークショップ Wiki講座●


●第4回Fieldnet ワークショップ Wiki講座●
~Wikiをマスターして、Fieldnetに情報を蓄積しよう!論理的な論文をかこう!~
日時: 2010年4月24日(土) 13:00から15:00
3階 マルチメディア会議室(304)
講師: 澤柿教伸さん(自然地理学・北海道大学、Fieldnet構築委員)


たくさんの方がいらしてくださいました。
構築委員の、ナイロビ駐在のKomazawaさんもありがとう!
参加者は、西は広島大学から 、つくばから、群馬から、集ってくださいました、ありがとう!盛会でした。やはり、こうやって集って会うのは重要です。澤柿さんのwiki講座、wikiの理念、論理がわかったら身近にできそうです。

★わからないことは棚上げして、あとまわしにして、わかったことからできることから、どんどん積み重ねていこう。なにか情報をのせれば、それがなにかにつながっていくのではないか・・
★情報の重複はつくらない、という思想。まず検索して、なければ新規作成して、どんどん情報を構築していく。
★基本的なwiki用語を覚えよう:半角スペースが入っていると枠がへんになる/定義の箇条書き・・上の目次にでてきてほしいときは、== ==と続ける/改行の意味:本当に改行したいときは改行2つ。論理性という点では、改行は無意味である。などなど・・

日本国憲法の条文をつかって、整理する練習をしました。
さすが、教材もよい。
東京だけでなく、出張講座ひらこう!という声もあがってきました。つぎは、関西かな。
wikiの心、スピリット、に触れられた気がします!
澤柿さん、ありがとうございました!
残念だったのは、さまざまなところからいらしたみなさんと、もっと時間の共有がしたかったのに、できなかったこと。お茶する時間も、あまりなく・・・・もったいないことでした。この講座のあと、構築委員たちで雑誌『Field+』にむけた座談会、会議とつまっていたのでした。今度はかならず!!みなさま、お越しくださり、ありがとうございました!