
↑ YasuakiさんがASAFASの事例を紹介
◆Takuroさんがもっとも早くページの充実にのりだしてくれたので、みなそのフォーマットにならいつつ構築していることがわかりました。つまり、人を誘うときもフォーマットを決めて書き込んでもらい、あと自由に書き足すスペースも作ればよい、ということに。
◆Sumitoさん、Kotaroさんは個人ページのほかに、フィールドであるロシアのページをよく書いてくれています。Kotaroさんのページの南極での写真は、やはり圧巻です。写真があると文字だけでなく、ページが楽しくなることは明らかです。またSumitoさんはグリーンランド、また記述方法で参考になったのは、「ある時点で自分が経験したこと」を自分の場合、という事例として書き込めばいいと思って書いた、ということでした。そうです、このサイトがめざすところの知の構築とは、個人の経験の構築であって、外務省などお役所が出す最新の一般化した情報、である必要はないのです。そこがまた、ウリだと思いました。また、異なる人が同じ地域に行ったときのことを、「私が行ったときはこうだった」と書けばよいのです。

◆なかなか、みなさん、「誘う」のが難しいらしい。日本人はやはり全般にシャイなんですかね。海外でウェブをたちあげるときの苦労と、おそらく?違うのだろうか。
◆研究会などにスペースをあげる、という点については、個人のページしかり、それがこのサイト内で増殖するのはおかしいので、あくまでも必要事項とリンクをはる、ということに。既存の、フィールドワーカーにとってためになるサイト、またフィールドワークする研究者たちのコミュなどを、横につなげるリンクをはることを目的にしたらいい。
↑ Sumitoさんは北海道から話題の生キャラメル、
Wakanaはケニアのナッツ、Takuroさんは韓国から
海苔をもってきてくれました。Yasuakiさんはひたすら説明をつづける・・・
◆Yasuakiさんはかなり頑張って地域のページも充実してくれています。見易さ、を追求して細かく項目をわけてページ化していることが、少し論点に。ようはwikiの使い方の問題で、関連づけ、階層化をうまくしないといけません、wikiは使い慣れるまで、ちょっとかかるかもしれません。同じwikiでもいろいろあるのですが、誰がいつ、どこを更新したかがはっきりと追跡できるmediawikiでやっていく、と決めました。セキュリティ上もそのほうがよい。しかし、mediawikiでなにができるのかは、そのときどきによって要研究。
◆参考になったのは、Sさんがご自分でつくっておられる、雪氷学会の北海道支部、山岳部、などなど管理なさっているさまざまなサイトを見せてくれながら、またその運営の苦労と工夫を語ってくれたこと。おおいに参考になりました。理系の人はウェブに身近にいるイメージが、どうも文系の私にはあったので、「なかなか思ったようにみなさん、書き込んでくれません」という苦労話にはちょっと驚きました。
◆しかし、どこに誰が、どのくらいの期間、出張しているか、というフォーマットとそれが自動的に表になってみられるシステムなど、みな感動してみました。どの地域に、誰がフィールドワークに行く予定なのか、またいま行っているのか、など分かるといいな!と。
これは、将来的にわれわれのサイトにも導入できるか課題です。

みな、順番に好きなダウンジャケットを選んで身に着けます。ごつい長靴もあり。みなわくわく状態。
事務局のTomokoさんの眼鏡、低温室からでてきたら曇っちゃいました。気温マイナス20度の世界なので。


SumitoさんはDaichiさんに、「女の子をくどくときに使うといいです」と入れ知恵。たしかに、この音はいろんな想像をかきたてます。「ウン億年前の音がする」とか・・・目が遠くにいってしまいますね。たしかに、くらっとくるかもしれません(笑)。「南極の味がする!」と言ったら鋭いYさんに「南極をなめたことあるんかい!」とつっこまれました。
飲み会には、北海道の気象庁の方、今度50次隊で南極に行く方、極地研のPDの方、などもくわわりそれぞれが専門のこと、地域のことを聞いたり聞かれたり、オンラインだけでなくやはりオフラインでの交流が重要だ!と会話が飛び交いました。異なる分野の人に、自分の研究、自分の分野についての傾向を話す――これはとても重要なことです。今回も、刺激にみちたミーティングでした。