2010年12月28日火曜日

2010年12月22日ウェブ会議!

もっと、ふみこんで話し合われました。さわやかなシステムエンジニアのKさんが、まずはプレゼンしてくれました。


●システム全体に関して
・システム基盤として、Open PNE(www.openpne.jp)を使用。同システムは、内容的にはミクシーに類似している。ただし会員内で閉じているミクシーのシステムよりもオープンであり、公開性が高い。

・オープンID認証を使用する(オープン化することで、たとえばグーグルアカントなどが使用可能となる)。それに加えて、新規登録の申し込み者のメールアドレスが「ac.jpであれば自動登録」できるよう設定する、そうすることで迅速な入会が可能となる。なお、メアドの入力ミスをなくすため、確認用にメアドを二度入力してもらう。

・オープンID化にともなう既存の登録者への対応について。事務局側から新しいアカウントを発行して既存の登録者に送信し、その後で個々人に自由なアカウントに変更してもらう(この手続きを正しくおこなわないと、400人もいる既存の登録者を失うことになるので注意が必要)。

・デザインについて。トップページやログインなどのページをふくむデザインについては、ほかのウェブ会社にお願いする(後日、この点について、加倉井さんとデザイン会社の打ち合わせが必要となる)。

・現行データ移行について。業者さんの側でやってもらう。その期間中も入会申し込みや、書き込みは継続しても大丈夫。データの移行は、3月初旬となる予定。生態学会(3月8-12日)が開催されるので、それとの兼ね合いを考える。データ移行期間には2週間を要する予定である。

・フィールドネットのURLを短くして表示する。どのような表記にするか、考えておく。

・サイト内検索について。グーグルのカスタム検索を導入することに決定。注意点として、最新データはすぐには反映されない(つまりグーグルのロボットがインデックスを作成するまで少し時間がかかる)。なお、特定の登録者内で閉じたところ(コミュニティ)はグーグルでは検索できないので、それはOpenPNEの検索機能を使うことになる。

●コミュニケーション
・サイト内に、利用者専用コミュニティを新たに立ち上げる(ミクシーのように)。そうすることで利用者間のコミュニケーションの活発化が期待される。地域ごとにこれを作成する(MLとの併用もあり得る?)。

・自動的にMLを生成し、OpenPNEのシステムを利用して一週間に一回ながす。MLの送信対象は、コミュニティ内宛てにでもできるし、全体対象としてもできる。

・登録者間の連絡については個人ページに書き込むようにする。そして、お互いにメールアドレスを「交換することなく」、いわば安全に連絡が取れるようにする。

●運営者側
・「運営者ブログ」を作成する(ここで活動記録[これが読み物にもなる]も掲載)。グーグルカレンダーからとってきて、フィールドネットの行事をみせるようにする。「読み物」も書くとすれば、誰が読み物を書くのか?一方的に運営者がお願いするよりも、フィールドネットだけに、人と人のつながりで、紹介・紹介でつながっていくのが良いと思うというアドヴァイス(これについては、フィールドプラスとの連携が可能か)。

・「運営者ブログ」のなかでさまざまなカテゴリーを作成する。たとえば、読み物カテゴリー、活動記録カテゴリー、会議したカテゴリー、研究者訪問カテゴリーなど。フィールド便りの連載など。

・トップページにツイッターとの連動機能をもたせ、タイムラインを表示。それとともに、GPS情報がある場合はそれも表示?(ただしこの点については登録者からの理解・承諾が必要だろうか)

・ランダム表示において、情報を紹介する機能をもうける。研究者個人を紹介するのか(ここで写真が必要となる?そのため、写真については、リニューアルのお知らせをするときに、促すべきであろう)、あるいは、新たな書き込みを表示するのか?

●個人ページ
・登録者ページとして、個人の「my page」をつくる。ログインしたあとで、自動的にこのmy pageにとぶようにする。(ツイッターに書き込んだものを、こちらにも表示?あるいは、その逆もできるように作成するか?ただしツイッターは文字制限あり)

・個人のページに最近出した「本(書籍)」を出してもらう。それはツイッターからとばしてもらう(そうするとトップページ)。そしてそれをアマゾンにとんで購入することも可能とする?「本」に限らず、登録者から提供された情報(書籍出版、イベント開催など)の見せ方を考える。登録者が告知に使いやすい掲示板をランダムのなかに入れる。

・「お知らせ」を個人ページ内につくる。これのキャッチーなフレーズは「きて、みて?」などにするか?

・個人ページにおいて、研究分野や地域が近い人(つまり関連情報として)は、左上に示される(一方、トップページではページ更新が示されるようにする)。

●ポイント制度、会員カード
・「フィールドネット」のカード(これは一種の会員カード)をつくる。会員番号をふる、QRコードにする。

・カードには、「名前・会員番号、AA研住所、フィールドネットのURL、裏面に参加学会」などの情報を盛り込む。カードのデザインを考える必要性もあり。

・ポイント制度。いかにしてポイントを使うか。たとえばリブリス(LivlisとはTwitterを通じてモノをあげたりもらったりできるサービス。物々交換とポイント制の組み合わせ)が参考になる。フィールドネットでは「本」の交換などが相応しいか。いらなくなった専門書、でもふつうの古本屋に売るより、勉強したい顔がみえる人にあげたほうがいいではないか・・これこそ研究者同士のもののやりとり。ものの移動と気持ちの移動(+情報交換も)が重要であり、そうすることで人々の関係ができる。

・「本」を出品するのにポイント(=まず、出品したら10Pもらえる)。本をもらった人は100Pを使用する(とられる)一方で、あげるひとは90Pもらえるなど。

・フィールドネットのサイト上で、「コメント(付け足し。追加の情報提供のこと)」をするとポイントを出す(=コメントは50にする?)。個人ページ・地域ページの「更新」については、1日1回の更新という制限に(=これもすべて50ポイントに?)。

・学会(まずは文化人類学会を想定)でブースにきたら、ポイント進呈。ワークショップにきたら、ポイント進呈。そのポイントの清算をするために、管理者がパソコンに接続するバーコードリーダーを使用する。そのためにもQRコード必要。

★・・・とかなりポイント制導入は構築委員会の会議では大変もりあがったにもかかわらず、のちに所内の合意をえられず。思ってもいなかったことだが、ポイントをもっている人/いない人が明示されたりすると、それで研究者のランクづけをしているように勘違いされてしまう、研究者のコミュニティらしくない、というご意見でした。
さて、みなさんはどう思われますか?「遊び」心はご法度でしょうか。ことなる発想、意見には驚きますが、合意が得られなかったので、このexcitingなアイディアはボツ!残念ながら。どうやら会員カードもボツ!

しかし、めげずに新しいことをやるぞ!

レバノンからのおやつを撮影するKodaiくん。
長い会議にスイーツは必須です。

2010年12月20日月曜日

2010年12月19日 FL墓セミナーにむけてうちあわせ

2月に開催予定の、学際的研究の試み
「FIELDNET LOUNGE 第1回 墓場セミナー Let’s Cemetery Together!
<墓場で/から繋がる ――墓石をめぐる学際的研究の可能性>」のうちあわせを行いました。
オーガナイザーのKodaiくんと、仕掛け人のWakanaが設定、話者のみなさんに本郷サテライトにご参集いただきました。



初めのうちあわせ、がいちばん、わくわくするでしょうか。
乾さん、富沢かなさん、鈴木洋平さん。
初めてお会いする方同士も。乾さんとわれわれは、地球惑星科学連合大会のブースで「出会った」のが始まり。学際的なラウンジが実現できることになり、それぞれの研究について、墓、石、について熱烈な話がつづきました!!!2月も楽しみです!

2010年12月7日火曜日

2010年12月4日(土) 第7回 Fieldnet  GPSをつかって地図をつくろう!~文系のためのGPS超初心者講座 第3回

GPS/GISのワークショップ、今度は講師に安岡宏和さん(法政大学)をむかえて行いました!
プログラム
1 GISとGPSについて
2 活用例の紹介
3 GPSデータの取得(野外)
4 GPSデータの取り込みと表示
5 GISをもちいた分析の実演

GPSはあくまでも「道具」であり、分野によってもその利用の仕方はことなります。業者の提示するマニュアルにはでてこない、研究者が論文をかくために、調査するためにどのように工夫して使っているか、使い方を自己流で開発しているか。それを披露してもらうのがフィールドネットワークショップならでは。
安岡さんの事例もたいへん勉強になりました。
また、いつものことながら時間がたりなく・・・それが残念。
次回をお楽しみに!

2010年11月30日火曜日

2010年11月25日ウェブ会議!

また、ふたたび11月に二回目の会議!
新しいものをつくりだすには、みな真剣な、でもわくわくした会議です。

<システムの業者さん、Kさんから前回の私たちが抱える問題と改善の希望にたいしてのお答えのプレゼンしていただきました。現在の問題点と改善案の大枠>
・サイトがアクティブにみえない
・利用者同士の関連性がみえない
・地域情報が更新されない
  →これらの改善を目的として、フィールドネットサイトに変更をおこなう。

※トップページ:
 ・お知らせ、ニュース、トピックなどを整理しみえやすくする。
・「情報の更新」をトップページでみせる。
 ・ツイッターやフェイスを利用する。そして、たとえばGPS機能付端末からの書き込みでは利用者がつぶやいた場所がわかる。その結果、海外でのつながりが生まれる可能性も?
・精度の高いグーグル検索をトップにもっていく。
 ・関連する研究者を表示。ただし、どの優先度(地域?専攻?)でもって表示するか。

※利用者のページ:
 ・ツイッターなどでのつぶやきなどもみせれるように(了解がとれれば)。
 ・当該人物が参加しているコミュニティも示す。
 ・問い合わせフォームをもうける(メアドはさらさない。ただし、これもオン・オフさせる機能をつける必要がある)
 ・フリッカーやユーチューブなど、当該利用者がすでにのせているものをここでみせる。
 ・より小さな(細かな)地域情報もここでみせる。たとえば「アメリカ」の情報は地域情報でみせるとしても、「~州」や「~地区」の情報はこの利用者ページに掲載。一方、ここで書いたことは何らかの形で地域情報のページでもみえるように工夫する。

※地域情報のページ:
 ・上述のとおり、小さな地域の情報もここでみせる。そして、それについてのコメントをほかの利用者が付記していけるようにする。これをサイトの右上の欄でおこなう。
 ・ヤフー知恵袋から関連地域情報をひっぱってきて、みせるのも面白いか?

<上述を踏まえて出席者で議論>
こうした指摘およびそれをもとにした具体的な変更案をもとに、とくに以下の項目について、参加者で議論をおこないました。

●利用登録・アカウント発行
・利用登録について。申し込み者が登録してくれたメールアドレスにac.jpがついていれば自動的にアカウントを発行するシステムを導入予定。
・OpenIDの認証システムの導入。その方が利用者にとって便宜が良いだろうし、今後の拡張もやりやすい。ただし、全員にアカウントを再配布しないといけない。
・メールアドレスは2つ登録も可能。たとえばac.jp+gmailなど。

●コミュニティ
・メンバーの間で閉じたコミュニティをつくり、交流をはかるような場を提供。もしメールでのやり取りの方が意見交換として楽なのであればMLを設定し、それを地域情報に自動的に記事にしていくことも可能(ただしどこまでその情報を拾うかは議論が必要)。

●ポイント制度(+QandA)
・ポイント制を導入する予定。ポイントの適用範囲や重みについて、どのようなことをすれば、どれほどのポイントをつけるかなどを決めなくてはならない(新規登録、コメント、地域情報の新規書き込みor更新、 個人ページの更新、Q and Aなどをすればポイントを不可?)。
・交換リングの考え方。通帳みたいなものを利用(その履歴が重要)。ポイントではなく、地域通貨(後者の場合はマイナス残高がありえる)。そのためゼロの人も質問が可能。
・ポイントの「ユーザーランキング」をつけてトップページで公表する。
・どこかにポイントの説明書き、利用規約が必要。
・「いいねボタン(押すとポイントが付加される)」をつけるのも面白い。
・質問をする → 掲示板+メールを流す。ただし、利用者にメールを流すことがOKかどうか問う必要がある。せめてダイジェストにして1日に1メール?に。そして、どのような「範囲」にその質問メールを流すか?全員でも良いのか、何らかの限定をもうけるか?(たとえばアメリカ関連の質問は、アメリカをフィールドする登録者に流す?)。ただ、最初はそれほど質問も多くないと予想されるので、最初は全員になげることにする。もし質問数がもっと増えれば、あとでカテゴリー分けを入れる。そしてそのカテゴリーに該当する人にだけ流すようにする。

●コンテンツについて
・メディアウィキでこれまで構築してきた情報を変換して使用する予定。
・ほかのシステムとの連携をうまくやる。たとえば映像や動画。ユーチューブやフリッカーのものを自動的にとってくる。
・責任者(担当者)を地域ごとにもうける(いくつの地域で、何人を責任者とするか。誰を責任者とするかという問題も)。責任者に、コメントやつぶやきの整理と同時に、ちゃんとしたデータを地域情報などにいれていく。
・ログインしたときの自分のページがでてくるとよい。My page。そこで機能一覧がわかるようにする。「何かができそうだ」ということがわかるようにするとよい。内部者用のマニュアルを公開しても良いのではないか。
・地域情報は3つのデータに分ける。①国家の基礎情報、②ある地域の情報、③よりささいなエリアの情報。上述の責任者がそれを整理・編集。
・個人ページで基本情報だけはみせて、自分たちの小さなつぶやきなどはログインした利用者にのみみせるようにする。個人ページ内に、テキストボックスをもうけて、そこにかいてもらうとクローズドとするなどの工夫。何を非公開情報とするか?

などなど・・・・
先日のkobayashiさんの地域通貨の概念の紹介からポイント制導入というアイディアがでて、みなexcite!なにをするにも、楽しみがあると、みなアクセスして使ってくれるはず。

2010年11月7日日曜日

2010年11月4日(木)  Fieldnet・Webリニューアルに関する会議

ウェブに強い、協力者をむかえての会議です。これからのフィールドネットのサイトを、どんな「動いた」ものにすればよいのか!まずは言いたいことを、みんないうことにしました。実現可能かどうかは、あとで考える。まずは夢、発想が第一!不可能なことはない!

多くのことが話し合われました。

●システム入れ替えをめぐって
・①メディアウィキで改善できる問題、②メディアウィキを超える問題、という2つに分けて整理し、問題の解決や改善に取り組む必要がある。

・当初フィールドネットはメディアウィキを利用してスタート。しかし、ウェキはデータベース化をおこない、それを広く公開するという点では優れているが、相互コミュニケーション的な役割は弱い。

・そのため、「地域情報と研究者の個人情報のデータベース化」と「コミュニケーション(+写真・映像)」という二段構えで考える必要がある。

・解決策の1つとして、別のプラットフォームにのせかえる?そうするとメディアウィキは、どのシステムと親和性があるのか?(ネットコモンスか、ズープスか?)

・ズープスなどを採用すると全体を統合することができる。そして、ツイッターやフェイスブックなど外部のSNSの利用および連携。いずれにせよ、フィールドネットだけで閉じていないことが重要。

・研究者間のネットワークという点では、メディアウィキから離れて行った方が良い?とはいえ、ウィキの良さはあるので、それをいかしつつ、「併用」していくのがよい。

・何年ぐらいの視点で考えているのか?フィールドネットは10年などのスパンで考えている。ただし、システム的には、3年ごとにはアップデートか。

●セキュリティをめぐって
・個人の責任において、ページを作成してもらう(だから名前も入れる)。最初にかいた人の責任というのはある程度必要。ただし、それではあとの人が加筆・修正が難しい。そのため、「コメント」という形をとると、あとの人が書き足しやすい状況がうまれるといえる(つまり書き直すのではなく、書き足していく)。なので、それを技術的におこなう必要。

・そうすると更新も進みやすくなる。そのあたりはブログのシステムを使う必要があるだろう。そして、メーリングリストに、それらの更新情報を流したりするようなシステムはどうか。ただし、そのコメント欄もただ放置しておくだけではなく、マンパワーによる「ごみ取り(管理)」も必要である。

・入会登録の迅速化について。現在ではマニュアルでチェックし、IDを送付しているので、ユーザーにとって申し込みから書き込みが可能になるまで2-3日のギャップが生じる(研究者かどうかをみきわめるためにやっている)。そのため、自動的にアカウントがでるようにシステムをつくれないか?たとえば、研究機関ドメイン(ac.jp)のアドレスで登録した人には自動的に許可(仮登録)する。その後、マニュアルでチェックする、そして本登録に至るという二段階にする。

●インセンティブ:ポイント制度の導入?
・フィールドネットをみた人が外部から登録者に質問をするような仕組みはあるのか?そうすることで、ニーズをひろう。

・ニーズとインセンティブの問題を結合できないか?地域通貨ではないが、サイト内通過としてのポイント制度を導入するのはどうだろうか。自己紹介すると、あるいは誰かの質問に答えると「何ポイント」、学会で協力をすると「何ポイント」など。ただし、ポイントは回していかないといけないので使用期限をつくる。そのポイントを利用して、自分も質問ができるなど。
・所有ポイントの量に基づいて「貢献者のリスト」みたいなものをつくる。
・このような「遊びの要素」も必要だろう。
・それでは、このポイントの単位は何にする?「500Wakana」ではどうか?

●コミュニケーションやコミュニティなど
・地域およびテーマごとのコミュニティをつくる。ただし、そのコミュニティ内の会話をどこまで外部にも見せるのか、コミュニティにどれだけの権限をもたせるか、などの議論すべき点もある。これらの点についてリサーチマップから学べることがあるだろう(リサーチマップではコミュニティはすべて丸見えではない)。

・フィールドネットサイトで、「入力フォーム」をもうけ、それを介してお互いが連絡をとる。そのあと、フィールドネットを介して知り合い、そうすることで出来上がった研究成果を何らかの場で発表してもらいたい。

・ファイスブック、ツイッター、ミクシーなど、何を利用しているのかというアンケートをとるのもあり?そして、フィールドネットがそのような試みを始めようと思っている(ご意見ください)という「宣伝」をするのもあり。

・現在登録者からツイッターのアカントでも使えるようなアカウントにする。ツイッターでは知らない情報がポコポコでてくるというようにする。その国についてリアルタイムにおこっていることを知らせたりする。情報が検索ではなく、自然とわいてくるように。

・フィールドネットの登録者の、ツイッターなどのアカントをリスト化してみせる。ぜんぶ見せなくても、事務局が把握しておけばそれで良いのではないかという意見も。事務局でツイッターをフォローする。「フィールドネットでもはじめました!」。

●「検索」および「関連付け」など
・「アクティブにみえない」という不満を抱えているようだが、それは「分類がさきにありき」だから。トップページにて、分類をさきに提示するのがよくない。「検索」のみでひっぱる」ようにするのはどうか。
・ウィキの使い方としては、検索してみて、そして見つからなければ新しい頁をつくるという流れになっている。つまり、分類ではなく、さきに検索ありきである。

・ただし、フィールドネットでは、許可証などを考えれば国ベースのカテゴリーにならざるを得ない。国家ベースにしても・・・。本当は「境界」が重要なんだけども。研究分野にしても同様のことがいえる。どこかのカテゴリーにきっちりと入っているというよりは、ゆるやかに関連付けられながら浮遊している感じ。

・フィールドネット登録の研究者を、スパイシーのように表示できないだろうか。カテゴリオーではなく、お互いに関連付けられているスパイシーのアイデアは良い。

・こちらからの既存の大項目(分類)からはいった後、もうすこし細かい項目をプルダウンで示す、プラグインがある。つまり関連付けの問題。関連づけをプルダウンから選ぶ。これはメディアウィキにも搭載可能。

・リサーチマップでは研究分野に近い研究者が右横にでてくる。それを利用して関連する人々をチェーンのように流れるようにみていくことができる。

・更新をお知らせするには?単純な更新でもRSSで流されてしまうという心配がある。

●そのほか
・フィールドネットサイトの、おもにトップページについての意見。「左ブロックにあるコンテンツの整理(たとえば、検索がすべて「調べる」になっている・・・。そのほか「活動」についても整理)」、「アクセス数を掲示(現在、このサイトをみている人の数?)」、「何か読めるものがパッと出てくるようにする(メルマガとの連動?)」。コラムのように「読める」ページもつくるひつようがある(このサイトに滞在してもらう時間を増やす)。

・フィールドネットでは、研究者が前面にでているわりには、トップページでは地図がでていてそれが目立つ。研究者というものを前面にだす必要があるだろう。
・「人と人をつなげる」というのがこのサイトの一番だとすると、それに必要な最低限の情報にしぼる必要。①地域情報?それとも②人と人でつながりたい?その両方がある?

・「写真」について。これは文系理系関係なく興味をもってもらえる。しかし、現状ではメディアウィキの写真アップロードはややこしいという声。写真館のつくりかたにも工夫(フリッカー、ピカサ?)が必要(海外に行った登録者が、事務局で管理するメールアドレスに送信すると、自動的にその写真がのるようなシステムも面白い)。
・写真に関しては、肖像権の問題もあるので気をつけなければならない。

・動画について。どうやってうまくみんなにみてもらうか?今ではあまりにも良くない見せ方。ただたんに並べているだけになっている。スマートではない。うまく投稿させたいような気にさせるようなものにしなければならない。

・海外からのアクセス社には、フィールドネットの簡易版(テキスト版)でみてもらう?

・「問い合わせ」について自分たちで「F&Q」をつくり、コミュニティの内部で解決。もちろんほかの人もそれをみて参考にすることができる。

・「リサーチマップ(2000年ぐらいから開始)」はよくできている。そうであるなら、コミュニティづくりや個人情報はあちらに任せてしまった後で、それをフィードバックできるような受け皿的なシステムをフィールドネットに求める?という既存のものもうまく利用、取り込んでいくというのも1つの手。
→では、フィールドネットという特徴といえば?それはやはりフィールドワーカーだろう。

2010年10月21日木曜日

2010年10月16日第6回 Fieldnetワークショップ 家系図ソフト「アライアンス」を使いこなそう!開催

2010年10月16日(土)にFielenetワークショップを開催しました。構築委員で8月からFSCの研究員になったDaichiくんの初オーガナイズ。いきさつをあいさつしているDaichiくん。




仕掛け人もいちおうあいさつ。
関西からも、北海道からも参加者が!また、東大新聞のわかき記者も様子を取材しにきてくれました。仕掛け人としては、うれしいかぎり。












講師は杉藤重信氏(椙山女学園大学人間関係学部)。この「アライアンス」ソフトウェアの開発にずっと力をそそいでいらっしゃいました。



すてきなジェントルマンです。初心者にわかるように、丁寧に教えてくださいました。








とはいえ、初心者にはちょっとむずかしいところもあり、みなで相談しながらすすめます。












みな真剣です。







北海道、帯広からの参加です!!リピーターもふえてきました。











また、くりかえし練習しなくては!
自分のデータをまず入力が大変ですが、みんなでやれば、また比較研究ができます。まずは基本をマスターして、やっていきましょう。
杉藤先生、ありがとうございました。また関西などでもやりたいと考えています。







アライアンスのブログはこちら→http://study.hs.sugiyama-u.ac.jp/j/

2010年10月20日水曜日

2010年10月16日 Fieldnet構築委員会議


多忙の委員を集めるのは、なかなか大変。しかも話し合う議題は山積。
この日は構築委員の会議と、そのあとはアライアンスソフトウェアのワークショップの二本立て。Daichiくんが、FSCの機関研究員になってはじめて、会議の準備をしてのぞんでくれました。



●夏に話し合った、5月の地球惑星連合研究大会へのセッション応募についてのツメをやりました。なんの枠で応募するのか、去年の事例はどうか、など新聞紙のようなプログラムをみんなでみて研究。

題目は・・「フィールドワークの未来」とかなりおおざっぱですが、Fieldenetを母体に異分野同士の共同/協同でなにができるか、と初めて打ち上げるので大きなタイトルにしました。発表者は、構築委員+α。セッションごとに募集をするので、希望者がいたらもちろんウェルカム。Fieldnetでも募集することになりました。まずは、連合委員会の審査にとおらねばセッションもひらけません。英語の作文、日本語の作文、Takeoさんがつくってくれたたたき台をみなでチェック、決まりました~。Takeoさん、代表者よろしくっ。
*Takeoさんとおまじゅう*


●冬の合宿。
またまた岐阜をベースに、白川郷に決定!さっそくに、宿のことなど調べてみると・・・トヨタが自然学校なる宿泊・会合する施設を持っていることも判明。日程もつめないとまずいこともわかり、早急にきめる!1月の末。Takeoさんおすすめの話者の先生がたにも交渉をおねがいする。

●GPSムック本
Takuroさんが中心に、GPS講座の成果をもとに、Fieldnetの文系のかたがたからのニーズにこたえることからも、本をつくることをすすめています。よくある市販の太いマニュアル本でなく、研究者がフィールドで思考錯誤してやっている事例もふくめ、構築委員のなかの自然科学系の人、Fieldnet登録者のGPSユーザーにも寄稿をおねがいすることになりました。

●ウェブ改造の会議はまた、11月に!

またまた、おみやげのおまんじゅうにみなほれぼれ。Kodaiくん、堪能しすぎ・・

2010年10月10日日曜日

東大考古学研究室訪問!!


2010年10月4日、TakuroくんとともにFieldnet登録者のお一人でアクティブに研究活動をなさっているKondoさんのところを訪ねました。東大の博物館に隣接している考古学研究室。月曜だったので、あいにくしまっていましたが、すてきな研究室の雰囲気に、まず感動。


これぞ、研究室、といういい雰囲気。さいきんの整いすぎたオフィスのような研究室とはちがう。いい研究ができそう・・研究室にいらしたIshii Ryutaさんは、最近作ったという琉球士族の屋敷門(19世紀 首里)の模型が沖縄の博物館に展示されている、と教えてくれました。なるほど、考古学とは模型もつくるのだ・・


縄文土器の破片をつなぎあわせる作業もしていました。
考古学をするには、スケッチ、製図も美しくできねばなりません。(ワークショップでもやってもらうのもいいかも)



お尋ねしたKondoさんは、考古学の分野でも積極的にGISをとりいれようとしている方です。なかなか、これまでの「伝統」もあって大変そうでもありますが、たしかにGISを使うからこそ、みえてくること。使えることは積極的にやっていこう!という姿勢に大共感。これまで、研究者の頭のなかにしかなかった情報を可視化しようというのだから、すごい。遺跡の場所をプロットしているそうです。東京の遺跡分布をPC上でみせてもらいましたが、すごい。。こんなに遺跡があるとはびっくり。2600はあるそうです。開発するたびに遺跡がでてきて、そして記録をとってきた結果だとか。それでも、小平あたりはまだ手掛けられておらず、偏りがあるようでした。



日本で遺跡が発掘されると文化財として記録され、遺跡地図もあるとか。16000箇所にのぼる旧石器時代の遺跡の記録もあり。しかし、紙媒体に記録として刊行されているだけなので、それをデジタル化していくにはなかなかの根気が・・・記録するときに、デジタル化も、という慣例ができるといいなあ、と思うのですが。簡単ではなさそうです。


また私が感動したのは、オマーンでの発掘調査に参加された際のお話。フランス人の地形学者らとも協力関係を築きながらの調査。遺跡を掘っていると、全体像が分からない。ということから、竿の先にデジカメを設置、地面には青いペットボトルのキャップをちりばめてマーキングし、とにかく少しずつずらしながら撮影。そして、そのあと合成・・すばらしい全体像がみえる写真ができていました。
こうしたお金をかけないテクの教授も、またしたいものです。

私とTakuroさんだけがお聞きするだけではもったいない。またKondoさんも、GISを使って共有できる研究、異分野との連携にも積極的。Fieldnet Loungeなどでお呼びしたいと思います!

ありがとうございました!

2010年8月10日火曜日

2010年8月5日構築委員ミーティング


暑い暑い夏の日。なんとかみんなの予定をあわせて、会議を開催しました。
前期の活動報告と、そして後期以降の活動の予定を確認。
前期は、広報活動に力をそそぎました。初めての地球惑星科学連合大会へのブース設置。そしてアフリカ学会、文化人類学会でのブース設置。
4月に行った座談会の様子をまとめた記事も出版されました。Fieldnetの立ち上げ時からの相談役・星泉さん(AA研チベット語)が編集長、私が副編集長をしている雑誌です。特別企画として枠をもらいました、Fieldnetの立ち上げからいままでのいきさつ、そしてこれからの課題!みえます。
FIELD+(世界を感応する雑誌) no.4
http://amzn.to/cQCkPH雑誌の内容についてはこちらhttp://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus
来年の地球惑星科学連合大会では、なんとFieldnetでセッションを組むことを決定!新しく構築委員にはいってくれたTakeoさんがリーダーシップをとってくれています。

さらに!今年度のFieldnet合宿の場所も決まりました。これについては、また詳細が決まってから発表することにします。

ワークショップの成果を、また来られなかった人びとへの対応、ということもあって初めてFieldnet叢書もつくることに決定!これはTakuroさんを中心に。詳細はお楽しみに。





今回も名古屋からのお土産、大阪からのおみやげ、あって2時から7時すぎまでの会合となりました。お疲れさま!!

2010年7月22日木曜日

2010 July18 第5回Fieldnetワークショップ:フィールド映像を自分ですてきに撮影・編集しよう!

Fieldnetの登録者で、桃山学院大学で映像メディア論、映像制作実習を担当している南出和余さんに、講師をしていただきました。
連休の最中、西は長崎から、関東からもさまざまな大学からのご参加、ありがとうございました!!






プログラムは、こんな感じで。



<プログラム>
12時開始
フィールドワーカーがとるドキュメンタリー映像とは(作品鑑賞)
*ランチはお持ちになって食べながら。
13:30~14:30  企画とカメラワークの説明
14:30~15:00  撮影
15:00~15:15  休憩
15:15~17:30  編集
17:30~18:00  作った作品の上映(できれば)

カメラの構え方から、実際にみんなやってみます。
液晶画面はきにせず、クローズしてしまって、なによりも、しっかりと脇をしめてカメラを構えることが重要。手ぶれが何よりも避けたいこと!!




また、カメラを自分で動かす速度と、じっさいに映像としてみえる速度がかなり異なることが画面につなげながら比較すると、よくわかります。ですから、よーくがまんして、90度動かすにも、1,2,3,4、5、、、とゆっくり数えて、画面上でもふつうの動きにみえます。そうでないと、見ていて酔ってしまう・・・どんなに面白そうなことが後方で起っているらしくても、がまんして、カメラをもったままふりむかない!!





みんなそろって、先生のいうとおりにやってみています。






ざっと講義をうけ、いざ、カメラをもって外に撮影をしにでかけます。
5分の作品をつくることが目標!
幸い、ほんとうにいい天気でした!(よすぎ)














彼も、なにやらアップで撮っている。











インタビューをしている人も!









開催中の写真展で、訪問者の撮影、インタビューを試みているNさん。













なかなか、いい構えです!






映画のロケのようですね!















さてさて、部屋に戻って編集作業にはいります。









真剣です!














南出講師、きめこまかく、ひとりひとり指導してくれました。




四苦八苦しながら、なんとかウィンドーズのムービーメーカーで編集作業をします。


カットごとに簡単な題目をつけておくと、あとでそのカットだけ使えたりして、大変便利。フィールドノートのトピックごとのネタ、みたいなものでしょうか。





実際にフィールドにいたら、いるあいだにこのリストづくりだけでも、しておくとかなり便利だ!と南出講師。

なるほど。ふつうのフィールドノートでも、現地にいる間に少しでもPCに打ち込んでおくと、帰国したときにはやく仕事が始められます。

記憶が新しいうちに、ささっと現地で基礎的な作業をしておく、というのは鉄則ですね。

参加者には、講師からカットごとのリストのファイルがプレゼントされました!


そしてなんと、それぞれの作品を全員が発表する上映会までたどりつきました!!!
東京外大内で自販機を探す旅、外大内の駐輪禁止について、私の研究室訪問、開催中のケニアの写真展について、とってきたフィールド(バリ)での葬送儀礼のフィルム編集、、などなど。

終わったら、夜の7時半。でもみんな楽しんで、あっというま。





 充実していました、ありがとうございます!!
 今後、Fieldnetでみなで自分のフィールドについての作品をもちより、交換しあうのもいいですね。楽しみです!
 さっそくに、この夏休みにフィールドで撮ってきて、編集しましょう。
中級コースも引きつづきできたらいいですね!
<写真撮影:里見龍樹 (Fieldnet登録者)>

2010年7月20日火曜日

FIELD+no.4発売 Fieldnet特集あり!


AA研で出している広報誌『Field+』という雑誌、ご存知ですか。
Fieldnetの力づよい協力者、星泉さん(AA研・チベット語)が編集長、私は副編集長です。
「Field」がタイトルのとおりキーワードですので、Fieldnetとも連携しながらやりたいと思っています。
今回はとくに
◎特別企画
フィールドワーカーのためのネットワークFieldnetへようこそ! --椎野若菜
という記事があります。フィールドネットの誕生~現在まで、構築委員が語っています。
お楽しみに!大きな本屋には店頭に並んでいます!本屋さんでのお申込み、出版会へのお申込みも受け付けています。

また、末尾にトークイベントのお知らせも載せますので、ぜひお運びください。

=====『FIELD+(フィールドプラス)』no.4 2010年7月15日発売=======

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)から、世界各地の息吹を伝える新雑誌をお届けします。
多様な研究分野の垣根を超えて、世界のあらゆる地域をフィールドとする研究者たちの取り組みや経験を紹介。
〈世界〉をさまざまな角度からみつめます。第4号は、巻頭特集「東南アジア イスラームの現在」ほか、
好評のコーナー「フィールドワークって何?」「研究者の本棚」など、読みどころ満載です。

◎巻頭特集 東南アジア イスラームの現在(責任編集/床呂郁哉)
・「婚活」「離活」は誰がする? --森正美
・来世はイスラーム、現世は? タイ南部にひろがるイスラーム復興運動 --小河久志
・ジャワのモダンなヴェール --塩谷もも
・イスラーム主義政党は変質したのか? インドネシアにおける福祉正義党の発展と適応 --見市建
・ミンダナオの忘れられた戦争 「モロ」の知られざる闘い --床呂郁哉
・心を平静に保つ方法 紛争状況にある南タイのムスリムの日常生活 --西井凉子
・ハラール産業は世界を変えるか? グローバル化に挑戦するイスラーム圏東南アジア --富沢寿勇
・イスラーム金融 イスラームとお金を同時に追求する存在 --福島康博

◎フィールドワークって何?「見る」
・南極の内陸で見たもの --亀田貴雄
・身体をつかって見る 岩木川、春のウグイ漁 --曽我亨
・歩いて見る、描いて見る 建築史学者のフィールド調査 --新井勇治

◎フィールドノート
・喜望峰に立つ中国系新移民 --王維

◎フロンティア
・人を動かす見えない力 「人口密度ポテンシャル」が語るもの --梅川通久

◎特別企画
・フィールドワーカーのためのネットワーク Fieldnetへようこそ! --椎野若菜

◎研究者の本棚
・輝ける奇書の奥行き --真島一郎
・動きのある文化 --本條晴一郎

◎Field+CINEMA
映画を「フィールドワークする」? --深尾淳一

◎フィールドワーカーの鞄 --クリスチャン・ダニエルス

◆入手方法◆
『FIELD+』は、no.3から東京外国語大学出版会を通じて市販しています(税込500円)。
お求めはお近くの書店にお申し込みください。
市販化される以前に発行されましたno.1とno.2につきましてはご希望があれば
無料にて配布いたしますので、編集部(field-plus@aa.tufs.ac.jp)宛にお問い合わせください。
なお、部数に限りがありますので、配布はおひとりさま各号一部とさせていただいております。

バックナンバー
no.1 特集「シングルで生きる」2009年1月刊行 http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/1
no.2 特集「フュージョンする中国系移民」2009年7月刊行 http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/2
no.3 特集「ムスリムの生活世界とその変容」2010年1月刊行 http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus/3
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刊行を記念して、 7月30日(金)、神田神保町にてトークイベント
FIELD+café を開催しますので、ぜひお越しください。

今回のトークイベントでは、本誌巻頭特集「東南アジア
イスラームの現在」の著者の一人であり、イスラーム金融論、
マレーシア地域研究を専門とする研究者、福島康博さん(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
産官学連携研究員)をお招きし、イスラーム金融についてお話いただきます。
トークのあと、ご来場のみなさんが福島さんとやりとりできる時間ももうけます。
イスラーム金融って何?と思った方、どうぞお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しください。

■FIELD+café 東南アジアのイスラームを知る■
「信仰と金儲けは両立するか?―浸透するイスラーム金融」
ゲスト:福島康博(東京外国語大学AA研 産官学連携研究員)
司会:西井凉子(東京外国語大学AA研 教授)

■福島さんからのメッセージ■
宗教というと、清貧であり、現世利益の追求を戒めているイメージがありますが、
聖典コーランは「神は商売を許す」と書いています。しかし、その後には
「利子を取るのを禁じた」と続きます。利子を取らずに利益をあげるイスラーム金融
について、マレーシアとインドネシアの事例を挙げながら、わかりやすく解説します。

■ご案内と申込方法■
日時:2010年7月30日(金)19:00-20:30(18:30開場)
場所:サロンド冨山房FOLIO
(東京都千代田区神田神保町1-3 冨山房B1)
料金:無料(要予約)
定員:40名
申込方法:
下記ウェブページの「お申し込み」をクリックしてお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/3371/
電話・FAXによるお申し込みも受け付けます。
TEL: 042-330-5559 FAX: 042-330-5199 (東京外国語大学出版会)

※1杯200円でドリンクサービスあり(コーヒー・紅茶・オレンジジュース)。ドリンク持ち込み可。
※ご希望の方には『FIELD+』no.1とno.2をプレゼントいたします。
(会場でのno.3, 4の販売は検討中です。)

■FIELD+とは■
『FIELD+(フィールドプラス)』は、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
(通称AA研)発行の雑誌です(1・7月の年2回発行)。世界のあらゆる地域を舞台と
するフィールド研究の面白さを、豊富なカラー写真・図版を使って紹介します。2009 年
1月に創刊し、2010年1月発行の第3号より、東京外国語大学出版会から一般読者
向けに販売しています(税込価格500 円)。

■お問い合わせ■
FIELD+編集部 field-plus@aa.tufs.ac.jp

2010年6月20日日曜日

2010年6月12,13日 文化人類学会@立教大学 新座

2010年6月12,13日、文化人類学会が立教大学の新座キャンパスで開かれました。3回目になりましょうか、Fieldnetもブースを設置。




文化人類学会では、だいぶん認知度があがってきました。
知っている方は多くいるようになり、あとは、ブースにきて入っていただくのみ!!
あとひといき、がんばっていきたいもの。




今回は若手の集まりがあり、100人くらい集まりました。
Fieldnetも参加し、チラシをくばってきました。若手のネットワーク、もっとひろげようという動きが自然にできていることは、うれしいこと。われわれの活動の意気とつうじるので、うまくお互いのっていきたいところです。



ご協力くださった方々、ありがとうございました!!構築委員、一同で感謝!

2010年6月8日火曜日

2010年5月 アフリカ学会へ!








アフリカ学会は奈良で開かれました。遷都1300年ということで、イベントがもりだくさん。5月の初めから2週間アフリカにいき、帰国して宿をとろうとしたら、もうどこも空いておりませんでした。というわけで、地球惑星から引き上げてきてくれたHataoさんとKobayashiくんと東京駅で会い、PCやチラシ等をうけとり、金曜に京都入り。私は2日間、京都から奈良に通いました。

アフリカ学会では、だいぶん認知度があがり、自分から登録に来てくださる方もいて、なかなかうれしい状況でした。登録だけが目的でなく、椅子にすわり、話をすることでまた、お互いなにか研究の接点、きっかけが生まれたり。ブース設置の意味は、やはりそこで対面して話すことです。

A研で今年度からはじめた 基幹研究「アフリカ文化研究に基づく多元的世界像の探求」の宣伝もかねて、Ishikawaさんがブースでフィールドネットと両方、がんばってくれました。

たずねてくださったみなさん、ありがとうございました!手伝ってくれた京大のDaimonさん,Teshirogiくん、ありがとう!