第1回 墓場セミナー Let’s Cemetery Together!
<墓場で/から繋がる ――墓石をめぐる学際的研究の可能性>
今年度、初めて地球惑星科学連合大会でブースを設置、岩成学、石の専門家の乾さんともりあがってお話したのがきっかけでした。石、そのものの専門家である乾さんは石、とくに墓石がどこから来るのか、時代の流れもふくめて研究なさっています。しかし乾さんのまわりには、採石場の社会経済的、歴史的背景等を考慮しての研究、というものに関心を持つ人がすくなく、なかなか発表する場、がないとの悩み。
社会科学のほうでは、墓の研究はたくさんいる。でも、石の専門家は・・これはコラボができる!!!と
もりあがって実現しました、このラウンジ。
墓、墓場をめぐってはさまざまな研究、関心をもっている人がいます。
会場、なかなかもりあがりました。
地獄の研究をしている方もいらっしゃいました。
もちろん、葬送の研究をしている方。
あの形の石なら、「インドの北のほうでみましたよ」等々、情報交換も。
多岐にわたる可能性を感じたフィールドネットラウンジでした。
今度は、実際に墓場にいってみよう!という案もでています。
2011年2月7日月曜日
2011年2月1日火曜日
Fieldnet合宿@岐阜・白川郷2011年1月27日(木)~1月29日(土)
第二回めの合宿は、もっとも大がかりなものになりました。
プログラムのくわしい情報はこちらで→http://bit.ly/ffTUij
初日は岐阜大で、そして翌日にはフィールドである白川郷にうつって巡検、研究発表。非常に内容の濃い2泊3日となりました。岐阜大は構築委員のOnishiさんがホストでがんばってくれました。
異分野同士の研究者が手を組むことの有益性、個々の体験談、研究状況、研究計画などを具体的に発表しあい、フィールドワークの方法論にまで議論を深めたい、という目標をかかげました。岐阜・白川郷をフィールドとする各分野の成果、アプローチを具体的事例に、雪調査の方法なども雪氷学、自然地理の方に教授していただきました!
東京を離れ、遠征して、フィールドワーカーのネットワークの拡張をはかりました。
下記の(1)か(2)か(3)に該当する方、ということでFieldnet内で募集。
(1)異分野との共同研究を考えている方
具体的に、ご自分の研究の概要と学際的研究の可能性 など。
(2)岐阜、もしくは白川郷において調査研究をしている方
調査地、場を共有しての学際的議論展開の可能性など。
(3)世界遺産に指定されたところを調査地にもっている方。
指定を受けた後の調査地の社会文化的、経済的、生態学的等の変化など。
会場を岐阜大としたお話の初めは、川上紳一先生。フィールドでであった疑問は自分で解決したい!ほかの分野にも目的のためならためらわらず踏み込み、解明してしまうエネルギー。自分の目のまえに現れたことは、二度と現れない!このとき、瞬間を大事になさっていることがよくわかりました。タフ!フィールドネットのめざすフィールドから生まれる学問、マルチ/クロスディシプリンの実践者です!
岐阜、飛騨について、まずは河川、山といった自然から、考古からせめていきます。そして
Okadaさんは地元・飛騨についての歴史、文化の面を世界遺産に指定されてからの動きを主に論じてくださいました。
。
そして、
世界遺産をフィールドにする、ことにかんする発表。
翌日。いよいよフィールドにでかけます。途中の駅で、みな雪対策のために着替え、長靴にはきかえ。。
はるばる、飛騨白川郷に到着。まさに雪の世界。
雪氷学専門のKotaroくんは、いつでも雪のレクチャーができるように、ずっとマイスコップを持ち歩いてくれていました・・
明善寺見学。合掌造りのお寺。住職みずから、内部を案内してくださり、またあとで町全体で保存会、ライトアップなどの事業をやっていることを説明していただきました。
合掌づくりといえば、養蚕でも有名。ときどき再現して「みせて」いるらしい。人類学では妻問い婚のイメージがあるが、どのくらいほんとうなのか・・
村内巡検のあとは、自然学校にもどり、構築委員の雪氷学・自然地理学者Sawagakiさんのレクチャー。まず装備から。そして、雪を実際にみにでていきました!!
Kotaroくんがマイスコップで雪を掘る!
結晶のみかたを教わります。
なんともハードスケジュールで、発表がまだ夜の部が8時から・・・11時までかかってしまいました。さすがみなさんフィールドワーカー、タフ。しかし、発表つめすぎでした。。。
宴会は、みなフィールドのもの、土地のものをもちよりました。モンゴル馬乳酒が存在感ありました。
また朝早くから研究発表です
最後の議論も、時間をきにしながらですがフィールド共有、あらたなフィールドサイエンスをめざすフィールドネットのありかたを確認し、次につなげていくことができました。すぐに「結果」はでない。それでも、集って共有するトピックをもとに協働の可能性をもとめてなにか、あたらしいものをつくっていく。これは共有して別れられたのでは、と思います。
フィールドネット構築委員は、さらに残って5月の地球惑星科学連合大会での発表うちあわせをしました。。。おつかれさまでした!!
プログラムのくわしい情報はこちらで→http://bit.ly/ffTUij
初日は岐阜大で、そして翌日にはフィールドである白川郷にうつって巡検、研究発表。非常に内容の濃い2泊3日となりました。岐阜大は構築委員のOnishiさんがホストでがんばってくれました。
異分野同士の研究者が手を組むことの有益性、個々の体験談、研究状況、研究計画などを具体的に発表しあい、フィールドワークの方法論にまで議論を深めたい、という目標をかかげました。岐阜・白川郷をフィールドとする各分野の成果、アプローチを具体的事例に、雪調査の方法なども雪氷学、自然地理の方に教授していただきました!
東京を離れ、遠征して、フィールドワーカーのネットワークの拡張をはかりました。
下記の(1)か(2)か(3)に該当する方、ということでFieldnet内で募集。
(1)異分野との共同研究を考えている方
具体的に、ご自分の研究の概要と学際的研究の可能性 など。
(2)岐阜、もしくは白川郷において調査研究をしている方
調査地、場を共有しての学際的議論展開の可能性など。
(3)世界遺産に指定されたところを調査地にもっている方。
指定を受けた後の調査地の社会文化的、経済的、生態学的等の変化など。
会場を岐阜大としたお話の初めは、川上紳一先生。フィールドでであった疑問は自分で解決したい!ほかの分野にも目的のためならためらわらず踏み込み、解明してしまうエネルギー。自分の目のまえに現れたことは、二度と現れない!このとき、瞬間を大事になさっていることがよくわかりました。タフ!フィールドネットのめざすフィールドから生まれる学問、マルチ/クロスディシプリンの実践者です!
岐阜、飛騨について、まずは河川、山といった自然から、考古からせめていきます。そして
Okadaさんは地元・飛騨についての歴史、文化の面を世界遺産に指定されてからの動きを主に論じてくださいました。
。
そして、
世界遺産をフィールドにする、ことにかんする発表。
翌日。いよいよフィールドにでかけます。途中の駅で、みな雪対策のために着替え、長靴にはきかえ。。
はるばる、飛騨白川郷に到着。まさに雪の世界。
雪氷学専門のKotaroくんは、いつでも雪のレクチャーができるように、ずっとマイスコップを持ち歩いてくれていました・・
明善寺見学。合掌造りのお寺。住職みずから、内部を案内してくださり、またあとで町全体で保存会、ライトアップなどの事業をやっていることを説明していただきました。
合掌づくりといえば、養蚕でも有名。ときどき再現して「みせて」いるらしい。人類学では妻問い婚のイメージがあるが、どのくらいほんとうなのか・・
村内巡検のあとは、自然学校にもどり、構築委員の雪氷学・自然地理学者Sawagakiさんのレクチャー。まず装備から。そして、雪を実際にみにでていきました!!
Kotaroくんがマイスコップで雪を掘る!
結晶のみかたを教わります。
なんともハードスケジュールで、発表がまだ夜の部が8時から・・・11時までかかってしまいました。さすがみなさんフィールドワーカー、タフ。しかし、発表つめすぎでした。。。
宴会は、みなフィールドのもの、土地のものをもちよりました。モンゴル馬乳酒が存在感ありました。
また朝早くから研究発表です
最後の議論も、時間をきにしながらですがフィールド共有、あらたなフィールドサイエンスをめざすフィールドネットのありかたを確認し、次につなげていくことができました。すぐに「結果」はでない。それでも、集って共有するトピックをもとに協働の可能性をもとめてなにか、あたらしいものをつくっていく。これは共有して別れられたのでは、と思います。
フィールドネット構築委員は、さらに残って5月の地球惑星科学連合大会での発表うちあわせをしました。。。おつかれさまでした!!
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