Fieldnetの登録者で、桃山学院大学で映像メディア論、映像制作実習を担当している南出和余さんに、講師をしていただきました。
連休の最中、西は長崎から、関東からもさまざまな大学からのご参加、ありがとうございました!!
プログラムは、こんな感じで。
<プログラム>
12時開始
フィールドワーカーがとるドキュメンタリー映像とは(作品鑑賞)
*ランチはお持ちになって食べながら。
13:30~14:30 企画とカメラワークの説明
14:30~15:00 撮影
15:00~15:15 休憩
15:15~17:30 編集
17:30~18:00 作った作品の上映(できれば)
カメラの構え方から、実際にみんなやってみます。
液晶画面はきにせず、クローズしてしまって、なによりも、しっかりと脇をしめてカメラを構えることが重要。手ぶれが何よりも避けたいこと!!
また、カメラを自分で動かす速度と、じっさいに映像としてみえる速度がかなり異なることが画面につなげながら比較すると、よくわかります。ですから、よーくがまんして、90度動かすにも、1,2,3,4、5、、、とゆっくり数えて、画面上でもふつうの動きにみえます。そうでないと、見ていて酔ってしまう・・・どんなに面白そうなことが後方で起っているらしくても、がまんして、カメラをもったままふりむかない!!
みんなそろって、先生のいうとおりにやってみています。
ざっと講義をうけ、いざ、カメラをもって外に撮影をしにでかけます。
5分の作品をつくることが目標!
幸い、ほんとうにいい天気でした!(よすぎ)
彼も、なにやらアップで撮っている。
インタビューをしている人も!
開催中の写真展で、訪問者の撮影、インタビューを試みているNさん。
なかなか、いい構えです!
映画のロケのようですね!
さてさて、部屋に戻って編集作業にはいります。
真剣です!
南出講師、きめこまかく、ひとりひとり指導してくれました。
四苦八苦しながら、なんとかウィンドーズのムービーメーカーで編集作業をします。
カットごとに簡単な題目をつけておくと、あとでそのカットだけ使えたりして、大変便利。フィールドノートのトピックごとのネタ、みたいなものでしょうか。
実際にフィールドにいたら、いるあいだにこのリストづくりだけでも、しておくとかなり便利だ!と南出講師。
なるほど。ふつうのフィールドノートでも、現地にいる間に少しでもPCに打ち込んでおくと、帰国したときにはやく仕事が始められます。
記憶が新しいうちに、ささっと現地で基礎的な作業をしておく、というのは鉄則ですね。
参加者には、講師からカットごとのリストのファイルがプレゼントされました!
そしてなんと、それぞれの作品を全員が発表する上映会までたどりつきました!!!
東京外大内で自販機を探す旅、外大内の駐輪禁止について、私の研究室訪問、開催中のケニアの写真展について、とってきたフィールド(バリ)での葬送儀礼のフィルム編集、、などなど。
終わったら、夜の7時半。でもみんな楽しんで、あっというま。
充実していました、ありがとうございます!!
今後、Fieldnetでみなで自分のフィールドについての作品をもちより、交換しあうのもいいですね。楽しみです!
さっそくに、この夏休みにフィールドで撮ってきて、編集しましょう。
中級コースも引きつづきできたらいいですね!
<写真撮影:里見龍樹 (Fieldnet登録者)>
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